「良い麦と悪い麦」

「良い麦と悪い麦」

昨日、TICEコーチ金山氏とBWFジャパン苫米地代表とともにハウエル神父様の葬送ミサに参列して参りました(3人ともソフィアOB)。
司祭の説教で印象的だったお話しです。

「良い麦と悪い麦」のお話し;

畑に麦の種を蒔くと、敵が来て毒麦を蒔いて立ち去った。芽が出て実を結ぶと、毒麦もあらわれてきた。訴えに来たしもべに主人は言った「悪い麦を抜こうとしても、良い麦まで一緒に抜いてしまうかもしれない。収穫まで一緒に育てなさい。収穫の時に、まず悪い麦を刈って束にして焼き、良い麦は集めて倉にいれなさい」

良い麦と悪い麦は、一人の人間の中にある資質の多面性とも置き換えられますし、多勢の人間のなかでの、資質の多様性とも考えられます。
多面性・多様性を受け入れ、排除するのではなく、まず「育てる」。育ったのちに、悪いものを「焼く」。子育てや、組織づくりにも通じる含蓄のあるお話しでした。
ページ上部へ