洋服の歴史②

洋服の歴史②

日本人は、およそ1900年のあいだ和服を着用してきました。 明治5年の太政官布告令によって大転換が起こり、それ以後洋服が一般化していったわけですが、そもそも初めて日本に洋服がもたらされたのはいつ頃だったのでしょうか?

皆さん歴史で「種子島」って出てきたのをおぼえていらっしゃることと思います。南蛮から渡来した火縄銃ですよねb

洋服は、種子島とともに伝来しました。

1543年ポルトガル船アバイス号が難破し、種子島に漂着しました。この時が、ヨーロッパからの初来航でもあったそうですが、島民は漂着したポルトガルの乗組員を救助し、暖かくもてなしたそうです。この返礼として火縄銃と洋服が贈られ、初伝来の地名を冠して火縄銃を「たねがしま」と呼ぶようになったことは歴史で学んだとおりです。

この時、日本人が初めて手にした洋服は、上着、ズボン、チョッキだったと伝えられています。

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