日本の洋服史⑤咸臨丸と日本の洋服

日本の洋服史⑤咸臨丸と日本の洋服

1860(安政7)年の今日は、江戸幕府遣米使節の軍艦「咸臨丸」が品川沖を出航した日です(18日・19日説あり)。
咸臨丸と日本の洋服は、ご縁があります。
咸臨丸出航を遡ること5年。1855年オランダ政府が、海軍伝習派遣部隊を幕府に献納。勝麟太郎(海舟)ら170名の青少年が伝習生として参加。その制服として、オランダから洋服が輸入されました。
麟太郎は、伝習生のなかから総督(学生監督)となり、その後咸臨丸の教授方取扱(艦長格)に。
「咸臨丸」は、日米修好通商条約の批准書を携えたアメリカ軍艦「ポーハタン号」と共に出航。副使・木村摂津守、教授方取扱(艦長格)・勝海舟らにより、日本人乗組員の遠洋航海実習、アメリカ海軍の実情視察という成果を上げました。
画像:「榎本武揚」「咸臨丸」Wikipediaより引用】enomoto.jpg
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